鶏肉のフォーと地元野菜

翌朝,起きる理由がないとなかなか寝付けない.寝付けないと生活リズムは必然と狂い,目が覚めるともうお昼過ぎ.今日も失敗した. 料理は好きだが,あそこのスーパーはこれが安い.あれを買うならこっちのスーパーというのは苦手だ.そこまで値段を見ていな…

いい学校に行っていい会社に就職する

人生は選択の連続。より良い選択をしてより良い人生を送ろう。将来設計を計画的にして成功させよう。中学受験、高校受験、大学受験、就活、大小様々な選択を子供のころから迫られる。少しでも良いところに。何のために?幸せになるために。頭の良いとこに。…

繋がる

どこに居ても大切な人たちはそばに居るのだろうなと思うことがある。気持ち的な話ではない。亡くなった人は火葬され骨以外は空気に溶けて漂うし、生きてる人は呼吸をする。生きるために毎日吸っている空気は人で出来ている。知ってる人知らない人。好きな人…

ヒトスキアイ

好きとか愛とかを勘違いしていた。いつ終わるかわからない人生。ずっととか永遠を願っても終わりはいつかきてしまう。それが意思による別れか死による別れかの違いだけで行き着く先は同じなのだ。子供連れの家族を見て、病院で寄り添いながら歩く老夫婦を見…

自分の心をちゃんと自分の言葉にするのがきっと苦手なんだ。深く辛抱強く考えずにもうこれでいいやと投げやりになってしまうからいつからか分からないことだらけになってしまった気がする。自分で自分を待たなかったのに、ある時それを待ってくれる人がふと…

人は変われない。

「人は変われない。」 1人の少女がそう囁いた。 あれは多分、中学の卒業式が終わった3月頃。クラスメイトではあったが学校以外で会うことなんてなかったその子に会いに行った時のこと。はっきりと覚えていないけれど何かを借りに行ったはずだ。駅からその子…

自分を大切にできないと、好きになれないと、愛さないと他人を愛せない。依存してしまうということに気付かされた。でも、みんなどうやって自分を愛してるんだろう。怒鳴る大人や許されないことが怖くて、自分は怒りたくないし何でも許そうと生きた。そのた…

動物

毛の生えた動物は苦手だ。犬や猫、うさぎやハムスターなどなど。でも、本当の事を言うと心底嫌いというわけでも身体が拒絶反応を出すほどではない。小学生の時にはにわとり小屋の掃除をしていたし、膝に猫を乗せた(正確には乗ってきて身動きができなかった)…

中央線特別快速高尾行き

特快という響きが好きでホームに吸い込まれそうになっていた頃。それに毎日悩まされていた。それは決して消えない。忘れるということは消えることとは別だ。見えなくなると言った方がきっと近い。見えなくなったそれは引き出しで埃のように少しずつ溜まる。…

皮膚

目が痒い。飲み会がやっと終わって布団に入る。酒を飲むと眠くなる。当たり前の生理現象。さっきまでうたた寝するほど眠かったのに、ある点を境に眠気が吹っ飛ぶ。こういう日はもう朝まで眠れない。 夜は嫌いじゃない。部屋の電気を消して暗闇と体の輪郭が見…

お昼寝

保育園だか幼稚園の頃、お昼寝の時間があった。このお昼寝の時間が嫌いだった。ご飯を食べエネルギーを満タンに充電した僕はすぐにでもそのエネルギーを発散したくてウズウズしていた。子供の頃はご飯を食べる、数時間寝るだけであっという間にエネルギーが…

レバニラ炒め

焼き鳥屋さんでレバーを頼む人がいるとあんなパサパサしたものどうして、と思う。しかし、不思議なことにレバニラ炒めは嫌いじゃない。特に地元の行きつけの中華屋さんのレバニラ炒めは好物といってもいい。炒める前に一度揚げてあるから食感がいい。味付け…